副鼻腔炎⑦　手術体験記6:退院後の経過

前回の記事でようやく退院しまして、今回は退院後の通院の記録です。

退院1週間後まで

2014/4/14(月）:退院2日後

午前中に通院。
綿球を取り、吸引、薬液付き綿棒で鼻の通りを拡張、吸引、キシボスガーゼを詰め、休憩、ガーゼを抜いてさらに吸引。
鼻中隔の奥の方が内出血になって腫れてしまっているとのことで、細いメスで傷を作り、腫れている部分から古い血を抜くことに。ピンセットの縁の部分でグイグイ押されて傷から血を抜くためキシボスガーゼで麻酔はかかっているものの、なんか痛い。
最後にまた綿球で蓋をされておしまい。

綿球はまだ入れておくが、日常生活での制限は特にないとのこと！前回の記事で書いた、自転車での通勤やアルコール、タバコ（さすがにしばらくは控えるけど…）もOKに。

午後は1週間ぶりに出社。
血と膿が混じったような汁が綿球に染みてきて、1時間に1回くらいの頻度で交換が必要になる。麻酔が切れてきたころ、痛みが走る。傷だもんな。

2014/4/16（水）:退院４日後

前回の診察から2日間の間に綿球の交換はほぼ必要なくなった。
メニューはほぼ前回とおなじ。

前回創った傷周辺を再びぎゅうぎゅう押され、古い血を抜かれる。
再び腫れてきてしまったとのことで、腫れを押さえておくため、ゼラチンのスポンジを入れられる。これは放っておいても溶けるが、とりあえず次回の診察までは入れておくとのこと。
やっと鼻の通りがよくなったというのに…。ショック…
再び鼻うがいと鼻をかむのは禁止になる。苦しい。。

午後は仕事だがスポンジが邪魔で集中できない。
夜、苦しさと、鼻水がたまっているような感覚から、頭痛に発展。
ロキソニンを飲んで寝る。

2014/4/18（金）:退院6日目

前回入れたスポンジを抜く。解放感。
そこから毎度同じく、吸引、薬液付き綿棒で鼻の通りを拡張、吸引、キシボスガーゼを詰め、休憩、ガーゼを抜いてさらに吸引という定番のメニュー。

処置全般痛いと毎回思うけど俺だけなんだろうか？
ガーゼを入れるのも、細い金属の管を鼻の奥に入れられて吸引されるのも痛い。ネットで見るような体験談では痛いという話は全然ないのになあ。

スポンジが取れたので、再び制限事項はなくなった。自由！
副鼻腔炎の術後治療の開始ということで処方箋が出る。
クロミッド系の抗生物質の「クラリシッド錠」と漢方の「通導散」。

鼻うがいの頻度が上がったのでこれまで使っていたハナノアがすぐになくなってしまうため、Amazonで「ハナクリーンS」とついでに鼻の通りがよくなるという「白なた豆茶」を買う。

鼻うがいにはハナノアがそこら辺のドラッグストアにも売っていて楽だが、頻度が上がると2～3日とかでなくなるので、副鼻腔炎でこまめに鼻うがいしたい人はハナクリーンを買った方がいいです。オススメ。
なた豆茶は今でも飲んでますが、効果としてはプラセボ効果くらいに思ってていいと思いますｗ

それ以降の経過

退院1週間経過後も下記のような感じで通院しました。

・4/23(水）
・4/30(水）
・5/7(水）※綿球が不要に。
・5/14(水）※通院が毎週じゃなくてOKになる。
・5/21(水）
・6/4(水）
・6/25（水）

しばらくは週1回おきに、それから2週間、3週間、1か月おきと徐々に通院頻度も減っているような感じです。

7/11本日現在も「クラリシッド錠」の服薬と月イチくらいの通院は続いている感じですが、今の時点では鼻はスッキリととおっていて、日常生活には何ら支障はないです。
手術は受けてよかったなぁと思います（小並感）

書き始めたはいいものの、なかなか終わらなかった副鼻腔炎の手術体験期ですが、以上のようなところで締めようかと思います。

このBlogにも副鼻腔炎関連のワードで来てくださる方が多くなってきました。拙い体験談でしたが少しでも何かの役に立てばうれしいです。

関連記事

新着記事